皆さん、こんにちは。
想像を超えた変化がさらに加速しています。もはやBeforeコロナを考えるのは無意味、Afterコロナは先の話として「withコロナ」に向き合わざるを得ない状況です。
社会学や国際比較人類学的に、日本人は“特に“リスクを嫌う傾向が高く、2020年の第1四半期は多大なストレスを抱えている方、企業は少なく無いですよね。
一方で、イノベーションとは「いつもとは違うことをする」または「いつもとは違うやり方でやる」からこそ、芽が出始めるものです。それを毎回、再三伝えてくださるのが1月に世界のデザイン思考家ランキング第3位となったGijs Van Wulfenさん。ご存知FORTH INNOVATION METHOD開発者・伝道師です。
彼の住むギリシャを含む欧州は、もはや中国以上の惨状であり、多くの企業内起業家や独立コンサルタントが職を失いダメージを負っています。そんな中、「自らがコンフォートゾーンを出ることこそ、今始めるのだ」とGijsさんご自身(61歳!)が新たなチャレンジ!で「YouTube Channel」を開設。1週間余りで早速数本の動画メッセージを公開しています。
https://www.youtube.com/channel/UCsHpuFGoaZJPRucZESKUqsg
最初の動画において彼のメッセージは「イノベーターとして今こそ「実験」せよ」。何もしないことが最大のリスクである可能性が極めて高い今だからこそ、小さくてもいい、いつもと異なることを試し易い時です。
手前味噌になりますが、自身の勤務先でも急速に研修やトレーニングのオンライン化を進めるべく、既に10数回以上の試行を繰り返しています。Zoomに詳しい人を頼り、チームで様々なオンライン共創ツールを遠隔で試し検証してきました。
結果、2月末からたった2週間で20名規模のVirtualビジネスモデル・デザインワークショップをリリース。2度実施してみましたが、リアルな場で行う時とは大差ないことが良く理解できました。
さらに、慣れているMicrosoft PPTの遠隔リアルタイム共有にチャレンジしたり、海外で著名なAppを皆で試してみたところ、日本語入力すると、PCやブラウザの状態によって「文字化け」が発生して使い物にならなかったり(汗)。アグレッシブに試行と結果を社内イントラネットにこまめにレポートしていたところ、複数のチームから「オンライン化」についてのご相談を受け、様々な機会が新たに生まれてきました。
執行役員のお一人も「私たちがマインドセットを変えなければならないことが、良く理解できる」とぼやき始めています。まさにValue Proposition Designのセオリー通り、「デザイン」したら「テスト」する。この繰り返しのみ。
仮にCovid-19が収束しても、地球上には未知のウイルス・生物は数えられないほどいます。また、今回で良く分かりましたが、会社も国も、誰も何も守ってくれることはありませんし、何も保証されていないのです。今こそ、自らのコンフォートゾーンを出ることから始めましょう。
我々BMIAも早速ですが「はじめてのビジネスモデル・キャンバス」など“はじめての〜」ワークショップシリーズをVirtual化する取り組みを開始しました。
独りで始めなくてもいい、BMIAには300名以上の会員さん=共創パートナーがいます。
あなたも一緒に、コンフォートゾーンを飛び出てみませんか?
ちなみに・・・実験しろって言ったって・・・ですよね?とっておきの書籍が、Strategyzer社から昨年末に出ていましたね↓↓↓
「Testing Business Ideas」1版 (2019/11/12) Wiley;David J. Bland (著) Alexander Osterwalder (著)
こちらのシークレットwebinarを、4月中旬にBMIA会員さんとZoomを通じて試聴しながら、仮説検証のイロハを学び合う機会をつくります。勿論、公開イベントにはできませんので会員登録をお勧めします。
幸か不幸か?!まとまった時間がとり易い今こそ、BMIA会員となっていただく良い機会かも知れません。ちなみに、会員になれば過去イベントの動画が70本以上、視聴し放題です。