“Life is Learning”
BMIA会員のみなさま、BMIA『活動報告第7期』は、お手元に届きましたでしょうか?その中に、2月に開催された「ビジネスモデルオリンピア2021」の記録が収録されています。あの日の濃い学びがそのまま再現されていますので、参加できなかった方も、是非、楽しんで読んでくださいね。
「ビジネスモデルオリンピア2021」のテーマは、「イノベーションに宿ることば」でした。そのテーマを紐解くなかで、「問い」の重要性というメッセージが繰り返し繰り返し浮き上がってきました。
そんな体験をした後で、6年半ぶりに訪れた島根県隠岐郡海士町(あまちょう)という離島で出会ったのが、これ。
島のフェリー乗り場の売店で、お菓子やお土産と一緒に並んでいました。
「Life is Learning」人生とは学ぶこと…
箱を開けると、こんなカードが。
思わず、引き込まれる問いの数々。
まだまだ続きます。
問いを持って、旅に出よう
フェリー乗り場の売店で売っていた「Life is Learning」は、51の問いが詰まったカードとノートのセットでした。このセットを持って、海士町に滞在している間に「問いと向かい合う」という、新しい旅のスタイルの提案でした。
もちろん自分で島を回ることもできますが、なんとツアーにもなっています。 https://oki-ama.org/life-is-learning-tour/
写真出典:一般社団法人海士町観光協会HP
海士町と言えば、地域活性化で有名ですが、中でも、島にひとつしかない高校を魅力化し、島留学をする高校生を島外から迎え入れる「隠岐島前高校魅力化プロジェクト」は核となる取り組みのひとつ。
その進化し続ける海士町の教育を、島外の人にも体験してもらおうというのが、このツアー。「Life is Learning」カードは、高校生たちが将来と真剣に向き合う「夢ゼミ」で使用されている教材なのです。
「学び続ける」というあり方。「問い」と向かい合うということ。そして。。。
自分にとって、大切な問いを言葉にするということ。
箱には、自分の問いを書くことができる、白紙のカードが3枚入っています。
問いを中心に据えた生き方をも地域資源と認めて、島外の人と分かち合おうという、そのスタンス。さすが、海士町、普通の観光にはおさまりません。
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どうですか?
「Life is Learning」と出会って、「問い」の力を改めて感じませんでしたか?「問い」を投げかけられると、人は瞬時にそのことについて思い巡らし始めます。「問い」には、大きな力があります。
時には自分の落ち着く場所で、じっくり「問い」と向き合いたいですね。そして、イノベーターとしては、「問い」を生み出す力も鍛えたいものです。
*「Life is Learning」カードは、こちらから購入可能だそうです。→https://shimt.stores.jp/items/607f7beada019c06bf81b950
*この記事をきっかけに海士町ってどこ?どんなところ?と思った方は、是非、一度訪問してみてください。隠岐ユネスコジオパークの一部です。7月には新しいホテルEntô(エントウ)もオープンします。→https://www.ento-oki.jp
*観光から関係へ、旅の新しいコンセプト「オープンアイランド」もスタート!初回は、6月19−20日とちょうど良いタイミングなので、初めて海士を訪問する人には、こちらもお勧め。https://ama-town.note.jp/n/n0bce95d68352?magazine_key=m362fb20ba779
文責:BMIA理事 依田真美