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オリンピア2018 松井利夫氏『野生のビジネスーアートが引き出す地域の潜在力ー』

ビジネスモデルの最先端に触れる夢の一日! 

一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会(BMIA)がお送りする夢の祭典 ビジネスモデルオリンピア2018

4回目となる今年のテーマは、循環とダイナミクス

ビジネスモデルは静的なものではなく、日々、ダイナミックに変化しています。その動的な変化を支えているダイナミクスにメスを入れます。

私(小山)の仮説ですが、そこには必ず「循環」があると考えています。エントロピーが増大するなかで、自己組織化が生まれる仕組みを散逸構造に見出したのがプリゴジンでしたが、そこには外からエネルギーが注がれてくる開放系であるという条件が必要でした。永久機関みたいな議論にはなるのですが、もし自己組織化によって生まれたものが何かを産出し、その算出されたものによってさらに自己組織化が進んでいく循環が生まれると、ダイナミックな変化が持続していくはずです。持続可能なビジネスで起こっているのは(また、老舗企業が何百年も永続していくときにおこっているのは)こうした循環なのです。

講演者:(五十音順)

安部真行(元 花王株式会社 執行役員情報システム部門 統括)

岩元美智彦 氏(日本環境設計株式会社 代表取締役会長)「みんな参加型の循環型社会のイノベーション」

西上ありさ 氏(コミュニティーデザイナー studio-L )

松井利夫 氏(芸術家 京都造形芸術大学教授)

この循環とダイナミズムというキーワードで、各界の「オリンピアン」たちに語っていただきます。朝から晩まで講演づくしの一日。聞きたかったあの情報、知りたかったあの知識、得たかった仲間に出会える一日です。

◆開催概要

【日 時】2018年2月12日(月・祝)10:30~20:00 ※途中昼食休憩が入ります

【会 場】フクラシア品川(高輪口)https://www.fukuracia.jp/shinagawa2/access/

〒108-0074 東京都港区高輪3-25-33 長田ビル6階

  • JR[品川]高輪口駅から徒歩4分
  • 京浜急行[品川]駅から徒歩4分

 

◆スケジュール

1030−1100 山本理事・國井理事 「ヘルスケア業界における制度とビジネスモデルの共循環」

1100−1130 岡田理事 「事業承継にみるダイナミックケイパビリティ」

1130−1200 渡邊理事 「2018年ビジネスモデルトレンド」

1200−1230 三宅理事 「組織をダイナミックに変える個人のキャリア循環」

昼食休憩

1330−1430 安部真行 氏「IT活用による流通の変革」

1430−1530 岩元美智彦 氏「みんな参加型の循環型社会のイノベーション」

1530−1630 西上ありさ 氏「生活者の原動力を引き出すコミュニティデザイン」

1630−1730 松井利夫 氏 「野生のビジネス ーアートが引き出す地域の潜在力ー」

1730−1830 パネル 「循環する地域 展開する経済」

1830−1930 小山代表理事 「循環とダイナミズム」

◆登壇者プロフィール

安部真行(あべ まさゆき)

 

生年月:1956年10月

 

略歴

1980年3月 青山学院大学理工学部経営工学科 卒業

1980年4月 花王石鹸株式会社入社(現 花王株式会社)システム開発部(現 情報システム部門)

2003年3月 情報システム部門 情報技術グループ部長

2010年5月 情報システム部門 戦略企画部長

2013年12月 情報システム部門 統括

2015年3月 執行役員

2017年12月 花王株式会社退社(12月31日付け)

岩元美智彦(いわもと みちひこ) 日本環境設計株式会社 代表取締役会長

1964年鹿児島県生まれ。北九州市立大学卒業後、大手繊維メーカーにて営業職を経験。
日本を資源国家に!「脱石油」、「脱食物由来」を目指せ!を事業目標に、2007年1月、日本環境設計株式会社を設立。

資源循環社会をつくるためには技術+誰にでもわかりやすく参加しやすいしくみが必要です。私たちは、衣服リサイクルの「FUKU-FUKUプロジェクト」やプラスチック製品リサイクルの「PLA-PLUSプロジェクト」を実施。市場を握る大企業をコーディネートし、国も巻き込み業界を超えて資源循環させる社会を目指しています。

西上ありさ(にしがみ ありさ)studio-L コミュニティデザイナー

1979年北海道生まれ。早稲田大学大学公共経営大学院修了。studio-Lの創立メンバー。2007年から2012年にかけて海士町のまちづくりに携わる。現在は、地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインの実践に国内外で取り組む。

主な仕事に、住民参加による総合計画の策定、集落診断・集落支援、病院づくり、美術館づくり、地域包括ケア、毎日を楽しくするCo-minkan活動などがある。

「海士町総合振興計画」「studio-L伊賀事務所」「しまのわ2014」でグッドデザイン賞、「親子健康手帳」でキッズデザイン賞などを受賞。

共著に『コミュニティデザインの仕事(ブックエンド)』『地域を変えるデザイン(英治出版)』『山崎亮とstudio-Lがつくった問題解決ノート(アスコム)』などがある。

松井利夫(まつい・としお)芸術家、京都造形芸術大学教授

1955年生まれ。京都市立芸術大学陶磁器専攻科修了後、イタリア政府給費留学生として国立ファエンツァ陶芸高等教育研究所に留学。エトルリアのブッケロの研究を行う。帰国後、沖縄のパナリ焼、西アフリカの土器、縄文期の陶胎漆器の研究や再現を通して芸術の始源の研究を行う。第40回ファエンツァ国際陶芸コンクールグランプリ受賞。第1回ALCOA国際コンクール第2位。第14回カルージュ国際陶芸ビエンナーレARIANA大賞受賞。第17回ミラノ・トリエンナーレ招待。第3回、5回京畿道世界陶磁ビエンナーレ招待。著作に『芸術環境を育てるために』(共著、角川学芸出版2010)、『失われた身体を求めて』(共著、角川書店、1999年)、『陶 vol.47松井利夫』(京都書院、1992年)など。

生きやすい世界をつくるためのアート

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