2019年に向けて
さあ!いよいよBMIA恒例のオリンピアがやってきます!(2019年2月10日開催)
毎年毎年、ここでしか聞けない濃厚なイノベーションの実例、実践例が盛りだくさんの1日です。
さて、このオリンピアを迎えるにあたり、今年一年を振り返って、重要なポイントをみなさんとシェアしていきたいと思います。
シェアリングエコノミー、サブスクリプションビジネスなど、新しいビジネスモデルが生まれています。
そんな時期は、目の前に生まれる現象がなぜどんな仕組みで生まれてくるのか? を洞察してみると、いろいろな発見があります。
そんなときは、BMCと共に基本的な戦略フレームを使います。
バランス・スコアカードで見ていくことにしましょう。
- 財務の視点
- 顧客の視点
- 業務の視点
- 組織・人材の視点
- これらを束ねる情報システム
重要なのは、この情報システム、すなわちICTの進歩により、ビジネスモデルのイノベーションが起きています。
ものづくりの時代から、情報産業へ時代はシフトしました。私たちは、モノから情報にお金を払うようになったのです。
一円起業がなぜ成り立つのか? それはものづくりの場合は、資本金を集め、それを原資に工場や設備などを調達して・・・ということが必要になりす。しかし、情報サービスであれば、インターネットに繋がればいいし、PCがあればいいし、あえてオフィスもいらない。だから、一円起業で良いわけです。
さあここからです。
- 財務会計はSAP
- マーケティング・セールスはSalesforce
この2つのクラウドサービスは、業務行程を規定していきます。すなわち、業務と人材・組織を規定していくことになります。
インターネットが高速化し、大容量のデータセンターが世界中に建ち、四半期ごとの決算も見直されていくことになります、その背景には、高速通信とブロックチェーンなどの新しいテクノロジの出現があります。IFRSのルールを見ているといろいろとおもしろことが見えてきます。そこに5G。今後、多地点に遅延なく、同時配信が可能になります。
先日の東京ビックサイトで開催されたSalesforce Conferenceでは、衝撃的な発表がいくつもありました。
一つはAI-Einsteinの実装。
もう一つはAmazon BusinessとSalesforceの連携です。
さあ・・・一体何がおこっているのか?
それは、
- ビジネスのコモディティー化
- 業務の標準化の進展
です。
私なりの解釈、未来予想をビジネスモデルオリンピア2019でご紹介し、BMIAに集うみなさんが大切にしていくべきことを紹介しようと準備を進めています。
理事:三宅 泰世