オリンピア2019 代表理事挨拶
一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会(BMIA)がお送りする夢の祭典 ビジネスモデルオリンピア
5回目となる今年のテーマは、『進化するアーキタイプ・深化する人の想い』。
シェアリングエコノミー、サブスクリプション世界中の消費者の関心は、所有から利用へと加速度的に移行しています。どちらも考え方としては、以前からあったものですがデジタル技術の普及とともに新たなビジネスモデルとして広がりを見せています。
たとえばサブスクリプションは、音楽、映画やソフト、システムといったデジタルサービスからはじまり、最近ではリアルな製品サービスのサブスクリプション化も進んでいます。シェアリングも昔からあった近所の助け合いのようなものが、クラウドサーバーによりビジネスとして広がりました。またフェアトレードのものや、環境に負荷をかけないものをあえて選択するエシカル消費によりサスティナブルな社会の実現という自分だけの利益ではない消費行動もデジタルにより様々な情報を手に入れることができるようになったことが影響しているかもしれません。
確実に新しい時代を迎えようとしている今、その市場性とは別のところに大きな興味がわいてきます。それは、次世代のビジネスモデルアーキタイプの出現が、人にどのような価値観の変化をもたらすのであろうかということです。
所有欲から解放されるその先にある人の想いや行動について、今回その先端を走っているオリンピアンをお呼びして学び、深めていきたいと思います。
ビジネスモデルの構造を知るのではなく、その本質の探求こそが、イノベーターに欠かせないのは言うまでもありません。
講演者:(五十音順)
佐別当隆志 氏:一般社団法人シェアリングエコノミー協会 事務局長 「シェアリングエコノミーの現在と未来」
田中元子 氏:株式会社グランドレベル 代表取締役社長「1階づくりから始まるビジネスの土壌」(仮)
中原美智子氏:株式会社ふたごじてんしゃ代表取締役「オープンイノベーション2.0の先駆け! ふたごじてんしゃ物語」
矢田明子氏:Community Nurse Company 代表取締役「ナースが起こしたまちのイノベーション」
この『進化するアーキタイプ・深化する人の想い』というキーワードで、各界の「オリンピアン」たちに語っていただきます。朝から晩まで講演づくしの一日。聞きたかったあの情報、知りたかったあの知識、得たかった仲間に出会える一日です。
そしてなんと特別講演として、
内閣府知的財産戦略推進事務局参事官補佐 高橋 佳子 氏を招聘。将来を構想するための思考補助ツール『経営デザインシート』についてお話をいただきます。
◆開催概要
【日 時】2019年2月10日(日)10:30~19:00(10:00開場) ※途中昼食休憩が入ります
【会 場】日本橋ライフサイエンスハブ(COREDO室町3)8F roomA
〒103-0022 東京都中央区 日本橋室町1丁目5−5